不幸王子gatsbyさん、黒歴史を語る ⑩ 追撃のシーザー! (=^・^=) 美少女編
こんにちは、gatsbyです!! (*'▽')
皆さんはブログを書く時、BGMはアリですか、なしですか?
私はBGMがあったほうが書きやすいです。
なんとなく気分も乗るし、音楽には思い出を引き出す調べがありますよね?
昔を思い出しながらブログを書くにはいいアイテムです。
ただ、いけない記憶まで蘇るのは辛いですが……。(>_<)
ちなみに今夜は尾崎豊の「forget-not-me」と「ダンスホール」です。
↓ 聞いた事ない人は聴いてみてね!
尾崎豊 Forget me not 【PV風 歌詞付 高音質版】
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私は三人との争いを終え、公園を抜けると大学構内に入りました。
時間的には一時限目の講義には間に合っていましたが、体が風邪と先ほどの階段落
ちで辛すぎました。
「食堂にでも、避難するか。」
重い体を引きずるように私は食堂に向かいました。
「おはよう、gatsby……どうしたの、その顔!!」
食堂の窓際でコーヒーを飲んでいた私に話しかけてきたのは、仲の良いS子だった。
「ちょっと転んでね。」
「もう! 何してんの!」
彼女は私の隣に座るとハンドタオルをトートバックからだして、私の顔の泥を拭こう
とした。
「いい……から。」
「ダメ! 血も出てるし、もう! 」
S子は私の顔を手で押さえました。
いつもなら顔など触らせないはずが、もうどうでもよく感じていました。それほど体
も心も疲れていた。私は、手に持ったカップコーヒーをこぼれぬように、テーブルに置
きました。彼女は抵抗をしない私の顔を拭くと、おもむろにおでこに手を当てた。
「やっぱり!! 熱あるよ、顔も赤いし!」
「ビンゴだ、S子。いい感してるなぁ。」
「ビンゴじゃないよ! 帰って寝ないとダメだよ!」
その刹那ー
「あらあら、良い身分だね、gatsby君? 朝から人気者のS子まで手なずけて。」
ぼんやりする頭を私は声のする方に向けた。
そこにはA子と仲のいいイケメン達が数人、立っていた。
面倒なのがきたなぁ。 (-_-;)
正直な感想でした。
「ふふS子、お前、褒められてるぞ?」
「ばか! 今はそれ所じゃないでしょ!」
ちょっと顔を赤らめたS子は私に抗議しました。
その一方で男たちは私の目の前の席に陣取り、こちらを睨み付けていた。
「お前、A子に何をした?」
「あ? 意味が分からん。」
「とぼけるな!!!」
一人の男がいきなり私の胸倉を掴んだ。
「やめてよ! gatsby君は熱がー」
「座っていろ、S子!」
私は強めに立ち上がったS子に言った。
どうやら私が食堂にくると胸倉を掴まれる事が、
テンプレイベントらしいから…………。(-_-メ)
「やめろ!」
イケメンでA子の信望も厚いF田が仲間を止めた。
「F田、飼い犬ぐらいしっかり繋ぎ止めておけよ。」
「暴力はすまなかったよ、gatsby君。でもー」
彼は私を睨み、続けた。
「いや、率直に聞くよ。A子に何をした?」
A子という単語にS子も反応するように私を見た。
「何も。」
「何もないはずはないだろう。俺たちには言わないが、仲の良い子達に、お前の名前
を出して泣いていたらしい。」
「じゃぁ、おれが彼女をメチャクチャに弄んだと答えれば満足か?」
「どういう事、gatsby君! まさかあのA子に手をだしたの!!」
突如、S子が私を掴んだ。
S子、お前もか…………。( ゚Д゚)
完全にジュリアス・シーザーの気分です。(T_T)
「S子、落ち着け。オレを殺す気か?」
「あ、ごめん…………。」
しょんぼりするS子をよそに、F田が私に追撃を始めようとしていた時でした。
何しているの?
声のする方向に視線を向けると、そこには私達を凝視するワンピース姿のA子が立っ
ていました。
次回、
gtasby的黒歴史、再びA子登場!! (=^・^=)
お楽しみに!
妹、部屋に籠っちゃったぞ? ちゃんとフォローしとけよ、お兄ちゃん? 押せよ!
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