不幸王子gatsbyさん、黒歴史を語る。 ⑭ A子の可愛い宣戦布告??
こんにちは、gatsbyです!! (>_<)
今日はクリスマスです。イベント的には山を越えた感は否めませんが、皆様の元には
素敵なサンタさんが訪れたでしょうか? 北海道は雪が降り、ホワイトクリスマスで素
敵でした。ちょっと雪が降りすぎましたけど……。(>_<)
可愛いサンタの絵を探していたら、A子に似ているサンタを見つけました。顔や仕草
がA子っぽいです。サンタ姿は見たことないですが……。
↓ 前回の復習ですよ?
顔、顔、近い!!!!!! (+_+)
「唇……触れちゃいそうだね?」
彼女の瞳が、彼女の唇が、彼女のフェロモンが、私を完全包囲です……。
これ以上、彼女に主導権を取られるわけにはいきません!! (>_<)
私はゆっくりと彼女の唇に人差し指を這わせました。
「困ったお嬢様ですね? あの夜の続きをここでするつもりですか?」
その瞬間、彼女の体温が、彼女の顔が熱くなっていくのがわかりました。
いつもながらわかりやすい責められ体質です。
そして、私は彼女の瞳から視線を外さずに笑みを返しました。
A子の顔は徐々に真っ赤になっていました。きっと瞬間的に、あの夜の事を思い出し
たんでしょう。
「あ、いや、うん、あれ?……へへ、もう……恥ずかしいよぉ。」 (=^・^=)
困った照れ笑いをしながら、顔の前で何度も恥ずかしそうに両手を交差させる彼女
は、
可愛すぎる美少女子猫さんです。(=^・^=)
このまま、gatsby君、反撃に出ます。(>_<)
「ふふ、素直でいい子ですね? さぁ、情報を教えてください、お嬢様?」
「あ、うん……。」
私はそう言うと、彼女の頭をポンポンしながら席を立ちました。
彼女もちょっと躊躇ってから、続いて席を立ちました。
「その前にー」
A子は小さな声を発しました。
「その……あの夜に、相談した……事。」
途切れ途切れに言葉を選び、何度も視線を外しながら、彼女はつぶやくように私に問
いかけました。
やはりこの質問がきました。私は心の中でため息をつき、いつものように決まった
セリフを吐きました。
「ごめん。酔っててあんまり覚えてないんだけど、でもA子の事は大切な友達だ
よ?」
「友達?」
「そう。仲良しさんでしょ?」
彼女は一瞬、驚いた表情をしたかと思うと涙目になっていきました。
「S……S子さんと……S子さんが好きだから? 私じゃダメなの?」
今度は私が驚きました。
なんで、S子?? (゜o゜)
「S子とは付き合っていないよ? ただの友達だし。」
うそ!! 知っているんだから!! (>_<)
A子さん、突然の反撃です!! (>_<)
「gatsby君はS子さんだけには普通に接しているもん。皆、gatsby君はS子の彼氏
だってー」
「ねぇ、A子。」
私は悪いと思いながらも、必死な彼女がとても可愛らしく思えました。
「S子とも他の誰ともオレは付き合っていない。ごめん、その予定もないよ。」
「私は……。」
「でもA子とは結構、仲良しさんだと思っているよ? だって、あの夜の事は二人
だけの秘密でしょ?」
私は自分の唇に人差し指を立てて、おどけて笑って見せた。
だけど、
ちょっと、ツライ……。(+_+)
彼女のまっすぐさが心に刺さります。
「うん、そうだよね? 二人だけの秘密だもんね、へへ。」
A子は首を傾げ、涙を指で拭い笑いました。
私はたまらず俯いてしまいました。
その刹那、彼女が正面からー
ハグです♡
そして、
好き……好きだよ、gatsby。(=^・^=)
あ~もう! ダメだって!! (T_T)
この子は本当に、感情のままアタックしてきます。こちらの理性も砕け飛びそうで
す。
「…………ごめん。」
「知ってる……そんなのもう、知ってるもん。」
「そっか。」
「でも、好きなんだもん。」
「うん、わかってる。」
私は抱きしめたい衝動を抑え込むのがやっとでした。
その刹那、私の胸に顔をうずめていた彼女は、私の首に再び腕を回したかと思うと、
突然、
キスをしてきました!!! \(゜ロ\)(/ロ゜)/
私は何が起こったのか理解ができず、彼女にされるがままでした。
それは柔らかい唇の感覚と絡み合う舌の感覚は、初めての世界でした…………。
どのくらいたったのか、わからないほどの長いキスを終えてゆっくりと唇を離す
と、彼女は鼻が触れ合う距離で言いました。
「…………あきらめないから。」
照れ屋なA子が視線を外さずに、私を見つめています。
まさかの彼女からの
可愛い宣戦布告でした。\(◎o◎)/!
次回、
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な、泣くなよ! 妹、お兄ちゃんは………………………………………押してくれ。
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今日の一冊
この漫画は、色々な事情で30近くなっても童貞なままの男達が織りなす物語です。
その彼らの思いは過去の女性へだったり、務めている会社の社長だったり。その人間模
様も面白いです。もしかしたら皆様の周りにもいるかもしれないタイプのお話です。
私も正月には読み切りたい! そう思えた漫画でした。