ゼロから始めた不動産投資生活

10年間で数億円を手にするまでの自虐的ドタバタ劇

天真爛漫な女友達と良く当たる占い師を訪れるのは間違っているのだろうか? (=^・^=) ②  不倫と破滅と馬鹿と天才。(-_-;)

  こんにちは、gatsbyです!

 

  前回からちょっと経ちましたが、占いの続きをアップしますね~。(^_-)-☆

 

 ↓ 前回の復習です。

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  前回、続き行きますね!!

 

 「次の方、どうぞ。」

 そのタイミングで私にお呼びがかかりました。

 いよいよ私の番が来ました。

    私は扉を開けて室内に入りました。中は暗幕が張られており、薄暗い感じでした。

 部屋の中心には間接照明が置かれた小さなテーブルがありました。

 「どうぞ。」

 テーブルの向かい側に座っている占い師に促されるように私は席に着きました。その

女性の占い師は、見た目、40~50代くらいで、服装は別に凝っていたわけでもな

く、年相応の落ち着いた感じのものでした。ただ、いやに紫のアイシャドウが印象的で

したが。

 「まずはこの用紙にお名前と生年月日をー」

 占い師はそう説明して一枚の紙を手渡してきました。

 無言で待つ彼女に見つめられながら、私はシートの項目を埋めていきました。

 「それで何を占いましょうか?」

 いや、別に。('_')

 「へ?」

 つい出てしまった心の本音に、占い師は一瞬、キョトンッとしました。

 「あ、すみません。え~と、何か……恋愛、恋愛運をお願いします。」

 「わかりました。」

 占い師はいくつかテーブルの上にある物の内、タロットカードを手に取ると、それを

シャッフルしながら何か口ごもっていました。

 そして数枚のカードをその中から取ると、私に説明してきました。

 「恋愛は……。」

 占い師は少し悩むようにカードを見つめていました。

 チャンスは幾らでもありますね。(+_+)

 おい! ( ゚Д゚)

 そこは、もうすぐ運命的な人が現れるとか、恋愛が成就するとか言うシーンじゃない

のか!? と自分ながらにツッコミを入れそうになりました。

 そんな私を知ってか知らずか、占い師は言葉を続けます。

 中々、恋愛自体は難しいかもしれません。(-_-;)

  おい! ( ゚Д゚)

 今日、二度目の「おい!」です。(-_-;)

 占い師は、説明を続けました。チャンスは幾らでもあるのに、それを選択しない自分

を変えなくてはいけないと。

 その事に私が無言でいると、占い師は再び口を開きました。

    「それと、中々恋愛が上手くいかないからと言って、もし人妻に手をだしたらー

  破滅します。( ゚Д゚)

  はい ? (*'▽')

  いきなりの不倫疑惑と破滅宣言に私もビックリです。

 「絶対に手を出す事も誘惑にも乗らないでください。きっとこれから何度もそういう

場面を体験すると思いますが。」

 「はぁ。」

 自分ながら間抜けな返事を返していました。占いながら我人生って一体、と心の中で

苦笑いです。(-_-;)

 それから占い師は将来の話を始めました。

 「結婚に関しては、24才までに決めなければ、次は29~31才で、その後は40

才を越えないとチャンスはありません。」

 いつの間にか婚期まで、断言されちゃっています。(-_-メ)

 「ああ、わかりました。ありがとうございました。」

 私は元々、興味があったわけでもなく信じてもいないので、早々に切り上げようと席

を立ち上がろうと思いました。

 「ふふ、でもあなたは面白い運命なんですよ。」

 うん? (´・ω・`)

 私はゆっくりと立ち上がろうとした姿勢を戻しました。

 「何がです?」

 占い師は正面で私の瞳をのぞき込むように語り掛けてきました。

 「私も長年占い師をしていますが、あなたほど変わった運命を見た事がない。」

 「はぁ。それはどうも。」

 「その事について、はっきり言ってもよろしいですか?」

 「いや、別にききたくー」

 一応、占い師は思い悩むようなしぐさをしてから口を開きました。どうやら私の言葉

は届いていないみたいでした。

 「これは表現が難しいのですが、分かり易く言うとあなたはー

 馬鹿と天才の紙一重、です。( ゚Д゚)

 はぁ!? ( ゚Д゚)

 驚く表情をする私に、占い師は続けました。

 これから私が将来何かを始めるとすれば、それは完全に向いていて大成功するか、努

力を続けても芽すら出ない失敗に終わり潰れるか、両極端だと話しました。

 だから、不思議なのだと。

 所謂、

 そこそこの成功、そこそこの失敗

 は運命的にないみたいでした。

 おい! ( ゚Д゚)

 満を持して今日三度目の「おい!」です。(-_-;)

 「まだあなたは若い。向いてる何かに出会えるといいですね。」

 「はは、これはどうも。」

 その後、私は苦笑いのまま部屋を後にしました。

 

 それから部屋の扉から出てきた私を、目を輝かせてK美が待ち構えていました。

 「どうだった? どうだった?」

 「え、別に。どうというー」

 私と結婚する運命だって、ねぇ!? (=^・^=)

 おい! ( ゚Д゚)

 なぜか今日四度目の「おい!」をK美に叫んで、私達は雑居ビルを後にしました。

 

 後日談ですが、このK美とはその後2年程友人関係でいましたが、性格はほとんど

変わらず、同じ恋愛を繰り返していました。そして、最後に彼女の現状を聞いたのは、

私が社会人になっていた24才頃で、その時にもまだ彼女は結婚していませんでした。

 

 皆様も気分転換に占いに行ってみてはどうでしょう? (#^.^#)

          

 

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