三棟目のアパート経営から……まさかの地元でアパート経営？ ⑧ ＋ 田舎で始める不動産経営状況

 　こんにちは、gatsbyです！　(*'▽')

 　三棟目の話がやっと進み始めました。今日の記事途中でも書いてある、田舎の不動産

投資ですが、今、都市部で値上がりを続ける不動産よりも、手も出しやすい地方の物件

を狙う投資家が最近は増えてきたみたいです。利回りは高く、値段自体は都市部と比べ

て半値以下と安いのが魅力みたいです。続きは記事中で、また。

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わずか数万円で手に入れる！超極安！郊外・田舎不動産購入マニュアル

　ここから始まる不動産黒歴史ですよ？　(=^・^=)

　「ここだよ！」

　私は不動産会社社長の車に乗って、アパートまでやってきました。

　そのアパートは家からも近く、スーパーや学校関係の施設もそろっている場所でし

た。造りは木造で、話の通り、壁は新しく張り替えられていました。

　「どうだい？　gatsby君？」

　「外見は悪くないね。」

　「じゃぁ、中も見てくれよ！」

　彼は速足で玄関に向かうと、扉をあけて案内してくれました。

　その部屋は２LDKでした。

　「スーパーも学校もそろっている。環境も悪くない。」

　社長は一生懸命にアパートの良い所をアピールしてきました。

　このアパートは築２０年の木造造りの２階建てで、部屋数は４室でした。内訳は

２DKが１室、１DKが３室という造りでした。もちろん田舎には絶対必要な駐車場も

しっかり取れている上、土地は１００坪、角地でした。

　「空きは、どの位なの？」

　「えーと、ちょっとまてよ……埋まっているのが一室だけだ。上の１DKのみ。」

　「あらら。」

　本当に、あららです。(-_-;)　田舎のアパート経営は、札幌とは全く違う異世界です。

　入居に関しては、人の動きがある３月、１０月を外すと、部屋の客付けが難しくなり

ます。もちろん、管理は自主管理で、家賃は振込みより手で持ってくるタイプが多く、

昔ながらのやり方が通常です。

　ただ、田舎の良い所は、札幌みたいに広告費はかかりませんし、一度入ると普通の方

は中々引っ越さずに長いです。安定という意味では、札幌より堅実かもしれません。

　あ、言い忘れました。(*'▽')

　不動産経営での出口戦略、最終的な部分での話です。例えば田舎で、アパートでも戸

建てでも購入して家賃をもらい経営を続けたとします。ある程度、元も取ったので売

却をしたいと望んでも、田舎では思うように売れない事が多いです。札幌とは違い、投

資家も少なく、地元のお金持ちは土地でしか価値を見出さない考えが田舎には往々にし

てあります。最終的には更地で売る、そういう選択も有りですが。

　あ、ちょっと話がそれましたね。戻します。

　「その分、価格は抑えているよ。」

　「で、幾ら？」

　１０００万！！

　「抑えている割には、割安感はないよね？」

　「ここで角地なら更地にしたらすぐ売れるよ？」

　「更地にしたらね。」

　私の感想は、現場に着いた瞬間の予想金額と同額でした。

　問題は４室中、１室しか入っていないという事でした。

　「社長、考えて返事するよ。二、三日待ってくれる？」

　「ああいいとも！　ゆっくり考えてくれて構わない。」

　私はそう答え、アパートを後にしました。

　その夜ー

　私は嫁に昼あった事を話しました。

　「H島さんから地元のアパートを紹介してもらったんだ。」

　「へ～、めずらしい。H島さんがねぇ。」

　私はアパートの概要を事細かく説明しました。

　そして、支払い、ローンの計算ももちろん数値化して見せました。

　「利回りはどうなの？」

　「利回りで１８％。満室でね。これで回れば悪くない数字だ。」

　「でも、３室も空いているのでしょう？」

　「ああ。そこが問題だけど、札幌みたくデザインクロスで攻めてみようと思っている

んだ。この町の大家は年寄りが多いから、行けると思う。」

　嫁は資料を片手に、数字を目で追っていました。

　「パパ的にはどうなの？」

　「時間はかかるけど、満室には持っていけると思う。」

　「回収は？」

　「１８％あっても、売却益は期待できないから８～１０年を見ているよ。」

　嫁は資料を私に返しました。

　「パパがいけるというなら、いいんじゃない？」

　「いいのか？」

　「今のパパなら間違いないよ。いい顔してるもん。」

　そういうと嫁は微笑みました。

　こうして、三棟目への扉は開かれました。

　次回、

　「アパートしくじり異生活」…………銀行、再び！！

　　お楽しみ！！

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破れて２００ドルを握りしめて帰国後、大家になった強者です。努力と感性はピカイチ

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