二棟目のアパート経営から……二棟目の融資の行方。 「アパートしくじり異生活」 ⑦
こんにちは、gatsbyです! (^_-)-☆
やっと銀行編が終わります。不動産投資を進めるにあたって銀行との関係を避けて
は通れません。良い子の皆さんはgatsbyのマネなどしないで仲良くしてくださいね?
それが不動産投資で成功するための近道ですから!
↓ ためしに自分でも入ってみたら、ちゃんとポイントいただけました!!
(*'▽')ふふふ、です。
今日もここから始める不動産黒歴史、行きますよー! (>_<)
後日ー
担当Pが事務所に現れました。
「この前は大変失礼しました、gatsbyさん。」
「いや、気にしないでください。」
粗品を私に手渡しながら営業スマイル満載な担当Pに、席を勧めました。
前日の攻防が嘘のように、饒舌にお世辞を並べる担当者に、私はサラリーマンの性を
見た気がしました。
「それで自己資金はどちらから調達されるのでしょうか? どこか違う金融機関から
借り入れされるのでしょうか?」
「心配いりません。借り入れはしません。あくまで個人資産の取り崩しです。」
必死に色々と私の資産を聞き出そうとする意図が見え見えな担当Pに、私は淡々と答
えました。何もない30才なら生意気な若造で、お金があれば、凄い30才って、同じ
gatsbyなのに、と子供じみた事を考えてしまいました。
でも、勝負の舞台にキャスティングされた以上、私も生き残らなければなりません。
「それで条件ですがー」
私は攻めに転じました。
「言われた通り、自己資金3割をいれたので、金利は2%で融資期間を15年でお願
いしたいのですが?」
「……金利はがんばらせていただきます。でも、融資期間は難しいと思います。」
彼は表情を少しだけ引き締めて答えました。
これは予想できました。銀行さんは基本、木造物件に対しての融資期間は、22年を
耐用年数として上限にしている機関が多いです。
今回、私が買う物件は築10年なので、普通融資期間はMAXで、
22年ー10年=12年
となります。ただ、融資期間が少しでも伸びれば、手残りが多くなります。不動産投
資初期には長めな融資期間がほしい所です。ただ、ローンを早く返したい、余剰資金に
余裕があるなどの条件次第では短めの方が良い事もあります。
「できるだけ、よろしくお願いします。」
私は担当に頭を下げました。
不動産投資をする上で、銀行は敵ではなく、パートナーでなくてはなりません。
都市部でなら銀行のチョイスもできますが、田舎では地銀と信用金庫が一つずつあれ
ばよい方でした。
攻略後は、和解をするべきだと私は決めていました。彼らが求めるお金と情報を武器
に交渉を有利に進めようと思いました。その後、世間話を挟みながら、これからの不動
産投資の展望や計画を話しつつ、時間は過ぎていきました。
「では、条件を持ち帰り、検討させていただきます。」
資金の出所を話さない私に痺れを切らした担当Pは席を立ちました。
玄関で靴を履く担当Pに私は声をかけました。
「資金、株の口座から銀行さんの口座に飛ばしておくから。」
「株、でしたか!」
担当Pは突然の告白に目を丸くしていました。
「融資が通りやすいように少し多めに資金移動しておくよ。」
「あ、ありがとうございます!!」
彼は今にも泣き出しそうな顔をしていました。
これで銀行さんとの和解交渉は終了しました。
後日、融資の承諾がおりました。
金利2% 融資期間12年
これが初めて自分で銀行と戦って勝ち得た融資条件でした。
次回、
「アパートしくじり異生活」、二棟目のアパート、始動!
↓お兄ちゃん、赤くなってる!……怒っても怖くないもん♡…えへ、押しちゃうの?