札幌不動産 新築RC投資事情 2018 RCの新築がいっぱい編
こんにちは、gatsbyです!!
最近、「戦場の絆」ばかりに夢中で、嫁に呆れられてるgatsbyです。
↓ 詳しくはこちら
さて今日は、最近の札幌不動産事情、RC新築事情についてお話をしていきたいと思
います。
と言うのも、私自身築古木造をメインにしているので、さほど詳しくはないのです
が、前回に賃貸部門の方とランチをしながら聞いた現状のRC新築事情を書いていきた
いと思います。
「今、新築の客付けは難しくなってきていますね。」
この賃貸部門担当者の一言から、話題は始まりました。
「え? だって新しいし客付けは築古木造よりやりやすいでしょ?」
私は率直な意見を言いました。
「一昔前なら、そんな感じでしたが今は違います。昔なら新築と言えば地下鉄徒歩5
分くらいが当たり前でしたが、今は土地の高騰で徒歩10分程度の距離でも結構な数が
建てられています。」
「まぁ、今時期じゃしょうがないよね。」
「その上、鋼材や人工の高騰で原価が跳ね上がり、無理な家賃設定で利回りを出さな
いと売れないので、余計、お客は入りづらいですよね。」
担当者はそういうとため息をつきました。
彼の話をまとめるとこんな感じでした。
最近の新築には三つの悩みがある、とのことでした。
一つ目には、新築の完成を1~3月にしている物件が多いが、工期の遅れで4~5月
になる物件が多い。
例え、工期通りに完成しても繁忙期メインは2月なので良いお客を取り込むのは難し
い。
二つ目は、広告費の高騰。
↓ 広告費の説明はこちら。
今は新築でも空室が埋まらなくなってきている。そもそも新築RCの数が増えすぎて
いるのに、利回りを取る為だけに初期家賃設定が高すぎる。そのため、早く入居を決め
たいために平気で広告費を2か月分つけるオーナーが出てきているとの事でした。
その上、もっと驚く話をききました。少しでも家賃を高く取りたいオーナーが広告費
を、
4カ月!! ( ゚Д゚)
つける人まで出てきているそうです。もう、狂ってますね。新築時にこの状態
じゃ、私の得意とする築古となんらかわりません。
そして三つ目。上記の条件のためか、完成後引き渡し時の入居率が悪化しているとの
ことでした。入居率が50%~70%を超えていれば優秀で、ほとんどが20%~
50%の間ぐらいだと、彼は言いました。
「また~、それ言い過ぎじゃない?」
私は彼の数字にツッコミをいれました。
「今の新築は完成時期がずれ込む恐れが多いので、賃貸部門の人間は部屋がちゃんと
完成してから案内するようになってきています。以前なら完成前に予約も取っていたの
ですが、結局、この好景気のせいで入居時期までに物件が完成しないトラブルが続出し
ているため、賃貸部門の人間は逆に未完成のRCは紹介を避けている事実もありま
す。」
「ありゃりゃ、それは新築オーナーは痛いな。」
彼の説明に私は納得しました。
そして彼の説明は続きました。
その例として、申し込みを受け、入居までに間に合わなかった場合は、完成までホテ
ル住まいをしてもらうか、他の物件に再度申し込んでもらうか、してもらうそうす。
もちろん、その宿泊費用、他物件に申し込む費用やその他の違約にかかるお金は、建
設会社かオーナー持ちとなるそうです。
「こんなに苦労して建てた新築が満室になるのに1年の時間を要するのはザラで
す。」
そう彼は付け足しました。
「それなら、新築RCはダメなの?」
「全部が全部ダメではないですが、きつい物件が多いって事ですね。収納やデザイン
性に特化したものなどは結構入居率も良いですし。でも結局はー」
真剣に聞く私に、最後に彼は言葉を切りました。
適正家賃と立地ですかね~。(*'▽')
「そりゃ、そうだな! はははは!」
私と担当者は単純でとても簡単な結論を見出して、この話はまとめられました。
本当に、事前リサーチは大事な物です。
↓ 話が参考になったら押してくださいね?