一棟目のアパート経営から・・・泣きながら、吉牛を食べる私。「アパートしくじり異生活」⑨
おはようございます!!一週間って本当に早いですね、gatsbyです!!(*'▽')
私がブログを書きながら聴いていた上記のBGMもお楽しみください!
↓ 株に興味がある人は、こちらも読んでね🎶
昨日の続きを始めますね(*'▽')
時刻は夜の八時ー
私の地元でも雪は激しく降り続いていました。
札幌までは二時間ちょっと。作業時間を加味しても朝までには帰ってこれます。
行かなくちゃ!!
業者が間に合わないなら、もう自分しかいません!!
携帯を切った私は、ダウンジャケットを手に取り、出かける覚悟を決めました。
「おれ、行って来るよ。」
「え!?この時間から何処に?」
「札幌。」
私の言葉に、嫁は驚きのあまり目を丸くしました。
「えーーーー!!無理だよ!高速だってきっとこの吹雪で止まっちゃうよ!それに明日、仕事だよ!!どうするの!!」
私は嫁に事情を話し、朝まで帰ってくる事を約束しました。それでも反対する嫁を振
り切るように家をでました。
(当時の自分は本当に若かったですよね~。今じゃ無理です!!('_')キリッ!)
スコップと長靴をもって、札幌に向かったまでは良かったのですが、案の定、途中で
高速は通行止めになり、現地に着いたのは11時過ぎ・・・・。(T_T)
私のアパートは木造二階建てで、屋根は陸屋根と呼ばれる平らな屋根でした。
現地はまだ道路も除雪が入っていない状況で、車も止められず、近くの吉野家さんに
駐車させてもらいました。(ごめんなさい<m(__)m>)
早速、アパートの裏側にある付随した上りハシゴに向かいました。すでに腰まで積
もった雪をかき分け進み、ハシゴにしがみつくように、屋根上を目指しました。
屋根に上ると、風は激しさを増し、雪が顔や体に叩き付けてきます。
もう泣きそうです。(T_T)北海道の吹雪を甘く見てはいけません!!
北海道民なのに、それをすっかり忘れて半泣きです・・・・・。(T_T)
雪をかき分け、屋根の先までたどり着きました。そして、自分も落ちないように注意
しながら、雪を落としていきます。上から下をのぞき、人が通れば作業を止めて、いな
くなれば始める、この単調な作業を一時間、続けました。
もうすでに手は冷たく、足の感覚もなくなっていきます。
当時、読んでいた不動産の大家ブログには、いつも書いてありました。
アパートは、不労所得で素敵がいっぱいみたいな記事がいつもアップされていまし
た。
ふう。私は白くなった息を吐き出しました。
雪がいっぱいでも、素敵はいっぱいじゃない!!
アホーーーー!!バカーーーーー!!
どこが不労所得じゃーーーーーー!!
せめて、オッパイがいっぱいなら
↑ 当時、読まさせていただいたブロガーさん、ごめんなさい。<m(__)m>
読者の皆様、一部不快な下ネタが混入したことを謝罪します。<m(__)m>
どうにかすべての雪を落として屋根を降りると、今度は落とした雪のかたずけが、
まっていました。もう、絶望的に辛かったのを覚えています。
それからさらに一時間。凍えすぎて、自分に手がついているのか、足先があるのか
分からなくなりながらも、作業は終了しました。
そして、体を引きずるように車に戻りました。寒すぎて、辛すぎて、顔は涙と鼻水で
グチャグチャでした。
「あ、吉野家だ・・・・。」
本当に自然と口に出ました。
店舗の明かりが、看板の明かりが、店内の明かりが、疲れ切った自分にはとても安ら
ぎに感じられました。
私は吸い込まれるように店内に入ると、席に着き、牛丼を注文しました。出された暖
かいお茶を両手で包み、壁の時計を眺めました。
午前2時。ため息がでました。
「はい、牛丼並盛です。」
少し温まった手で箸を持ち、食べ始めました。
「美味しい・・・・・。」
ただ、それだけなんですが、なぜかちょっと泣けちゃいました。(T_T)
「アパートしくじり異生活」、続きます!!
↓ 温まるように暖かい応援、よろしくお願いします。
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