一棟目のアパート経営から…………担当者K、撃破!! 「アパートしくじり異生活」⑳
おはようございます、gatsbyです!! (*'▽')
いよいよ担当者Kとの激闘編です! 負けないように応援してね!
せーのー、gatsby君頑張れーー!! (^O^)/
黄色い声援、ありがとうございます。<m(__)m>
自作自演ですが、この流れの中でブクマと応援スイッチもお願いしちゃいます!!
(>_<)てへ♪
最後まで読んでね♬
↓ 担当者の背景のヒントはこちら♬
今日もここから始める不動産黒歴史、スタートです!! (*'▽')
雨は激しく、闇夜は深くー
私はハンドルを握り、高速を飛ばしていました。
キュッキュッ!!
ワイパーが激しく動作し、視界の先はヘッドライトの光さえ飲み込む暗闇が、先へと
続いていました。まるで私の投資生活みたいでした。抜け出せないトンネルであがき、
走り続けるだけしかできない感覚でした。
負けるもんか、負けるもんか、負けるもんか!!
私は呪文のように自分に言い聞かせていました。
その時、暗がりの先にインターチェンジ出口の緑色の光が見えてきました。
「ここが出口で再スタートだ!」
私は弱小大家で、今川を打つ前の信長でした。
信長は、うつけの振りをして敵の目を欺き、奇襲に成功しました。
あ、忘れていました。
私は、うつけの振りをしてそのまま、
うつけになったgatsbyでした!(T_T)
すまない、読者の方々。しくじりgatsby、ここで切腹してお詫びをー
ドンッ!ピカ!
料金所を出た刹那、雷鳴が鳴り、閃光が走りました。まるでそれは戦いのドラのよ
うでした。
私はそこから更に速度を上げ、車を飛ばしました。アパートに着いたのは夜の9時に
なろうとしていた時刻でした。雨は一層、激しく降り続いていました。
止めた車から飛び出すように車外に出ると、叩き付ける雨脚から逃れるように、私は
一目散にアパートの空き部屋に駆け込みました。
「えーと、電気のブレイカーは確かー」
パチッ。
真っ暗な室内が一気に明るくなりました。一瞬、明るさに目が眩みました。
そして目が慣れると、部屋をぐるりと見回しました。
「ほう。なるほどね。」
濡れた髪をかき上げながら私はつぶやきました。
これが私の感想のすべてでした。
↓ 私も馬鹿な担当より優秀なセバスチャン(執事)がほしい……(-_-;)
翌日ー
「Kですオーナー、時間がないので改装工事、発注していいですか?」
朝から着信のあった担当者Kに、こちらからかけ直すと、電話に出るなりこのセリフ
です。
さぁ、反撃の開始です!!( `ー´)ノ
放送開始3分で消える雑魚キャラの真の実力を見せつけてやります!!
「見積もりを見たんだけど、これ全部やるの?」
「ええ、もちろん!昨日、説明しましたよね?」
あからさまに担当者Kは苛立っていました。
「全部、汚れていたんだよね?」
「ふう。何度も説明しましたよね?全部、ダメなんですよ!」
声のトーンを上げる彼に、私は静かに反論を開始しました。
「本当に汚れている部分は玄関横と冷蔵庫の後、そして床の一部だけだよね?」
「!!!」
「まぁ、後は天井をやるかどうか悩む所だけどね。」
彼の動揺は携帯越しでもわかるぐらいでした。
「それで、どうするって?K君。」
「えーと、でもですねー」
どうするって!?
私は声のトーンを上げました。
「え、あ、オーナー、部屋を確認されたのですか?」
「それが何か?」
担当者Kは驚きを隠せずにいました。まさか、田舎にいる私が奇襲をかけて夜遅く
部屋を見に行くなんて思いもしなかったようでした。
「いや、オーナーがそれでいいならいいです。」
はぁ!?何言ってるの?
私は怒鳴りました。雑魚キャラパワーMAXです!!(*'▽')
「Kさん、あなたが全部汚れているといったんですよ!! 自分が正しいならそう主
張してくださいよ。私は昨夜、部屋を見ているんですよ!! もう一度、現場で話し合
いますか?」
「いえ…………結構です。すみませんでした。」
担当者Kはそれから、長い言い訳を続け始めました。全体的に古さが目立つとか、新
しい方が明るく感じるとか、自分はそう感じたとか……。
私は黙って聞いていました。
それで?
これが彼にとどめを刺した最後の言葉でした。(*'▽')(*'▽')(*'▽') (^_-)-☆
われ、奇襲に成功しせりー
完全勝利、撃破です!! ( `ー´)ノ
後日、見積もりを作り直して、結局は改装費は5万を切るぐらいで収まりました。
こうして担当者Kとのファーストバトルに勝利を収めました。
しかし、この戦いは始まりに過ぎませんでした。
次回、
「アパートしくじり異生活」…………担当者Kの逆襲!
↓ はぁ。……義理でも妹だもん。しょうがないよ……ね?グスンッ、押してよ……。