ゼロから始めた不動産投資生活

10年間で数億円を手にするまでの自虐的ドタバタ劇

一棟目のアパート経営から…………降雨の闇夜に奇襲をかける!!     「アパートしくじり異生活」⑲

  こんにちは、gatsbyです! (*'▽')

週明けです! 週明けです! これは決して訓練などではない! 実戦配備! 突撃!

 うりゃーーーーーー!! あ、撃たれた!(*'▽')

 月曜から、こんな心境なgatsbyです。(T_T)

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 今日もここから始まる不動産黒歴史、開幕です!! (*'▽')

  

 「新しく担当になったKです。入居者申し込み状況はFAX入れておきます、あ、それ

と、今申し込みのあった部屋の改装費見積も送っておきますね。急がないと間に合

わなくなりますから。」

 新しい担当Kは早口で私に説明し、暗黙の同意を求めました。

 え、え、なんて?

 いやいや、ちょっとまってちょっとまってお兄さん! (死滅ラッスンゴレライ風)

 「え、え、ドSさんは?」

 「他の部署に移りました。」

 「聞いてないけど?」

 「まあ、会社の移動で。そういう事なんで、これからは私に連絡ください。取りあえ

ずお願いします。」

 この男、人の話を聞きません。勝手に携帯を切りました。(-_-;)

 驚く私は、とりあえず本業の事務所仕事をしながらFAXを待ちました。 

 30分……1時間……3時間。

 急ぐんじゃなかったのかい!!(-_-メ)

 結局、FAXが来たのは翌日の夕方でした……。

 

 翌日、私は急いでFAXの内容に目をやりました。内容は話通り、入居申し込み書と内

装の見積もり書でした。

 入居申し込みの方は、中学の娘とその母親でした。

 ワンルームに2人? 狭いながら親子で生活を始めるのかなと思い、次に見積書に目

を通しました。

 13万5千円!!

 私は吹き出しました。直ぐに担当者に電話をしました。

 「この金額、どういう事?」

 「そういう事です。」

 はぁ!!

  彼の言い分はこうでした。全体的に汚いので、クロスは全体的、床もすべて張替しな

ければならない、と。

 ただ、私はドS元担当者から、退去した人はあまり部屋におらず、煙草も吸っていな

いと聞いていたので改装はないものだと思っていたので、その旨をKにも伝えました。

 「いや、だめですね。汚いので。」

 「でもー」

 「いいですか、時間もないので改装を急がなくてはなりません。発注をかけてもいいですか?」

 担当者Kは、すっぱりきっぱり言い切りました。相談というより結果ありきな話し方

でした。完全になめられていました。彼にとって私のような弱小大家はカモに過ぎなっ

たのでしょう……。(>_<)

 とりあえず入居者はOKを出して、改装は明日返事をする事にして携帯を切りまし

た。

 私は壁の時計を見ました。針は六時を指していました。

 窓の外は雨が降り始めていました。

 「見てろ、K!負けるものか!」

 納得のいかない数字に私は、札幌のアパートに確認しに行く選択をしました。

 担当者Kは入居までの時間もなく、私が田舎から札幌に出てこないと思い込んでいる

フシがあったからです。そして、丁度、空き部屋は改装するまで開放(開放とは空室に

鍵をかけない事。今はほぼ簡易的な錠をつける形が多いです。)にしてあるとドS元担

当から聞いていたのも助けになりました。

 鬼気迫る私に嫁は心配しながらも了承してくれました。

 所詮、私は不動産屋から見れば、雑魚です。撃たれては倒れ、前に進めば爆破される

バイオハザードのザコゾンビのような私でも意地があります。(-_-メ)

 見てろ、敵は札幌にあり!! ( `ー´)ノ

 決して、明智光秀のように三日天下では終わらせません!!!

 絶対に桶狭間の戦いの信長になってみます!!

 そして、迫りくる闇夜と降りしきる雨の中、札幌に、

 出陣です!!

 覚悟せい担当者K、gatsbyの奇襲攻撃じゃ!!

 次回、

「アパートしくじり異生活」……降雨の闇夜に奇襲攻撃!

 

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