不幸王子gatsbyさん、黒歴史を語る ④ 「部屋とYシャツと私」 美少女編 プロローグ
こんにちは、gatsbyです! (*'▽')
先日は家のポチが失礼をしました。一人暮らしを始めて、何もない部屋から一緒に暮
らし始めた相棒ですが、少しばかりおしゃべりで困ります。長い付き合いなので、大
目には見てあげる事にしますが……。 (*'▽')
さて、彼のブログの続きは、私が自分で担当します。
あの夜の出来事を説明しなければなりませんから。
きっと、読者の皆様はこのお話に、こう言うかもしれません。
だから今日はエロを〇ロとは書きません。
だって、
過激ですから!! ( ゚Д゚)
すみません。始まる前から話題を煽りまくりです。
でも信じてください!! gatsbyはやり通せる「できる子」です!! この会話で更
なる誤解が加速しようとも、負けません! (*'▽')
開幕です!! (*'▽')
↓ お子様な君はこちらを読んでいてね?
事件の解決は、次への扉を開けるカギに過ぎなかった。
「私、写真は知らないよ? 興味があるのは生身のgatsby君だけだから。」
「!!!」
R子は自分の欲望に正直で、下手な嘘をつける子ではありませんでした。
正直、参りました。(-_-;) 写真の事件も彼女が関与していると私は思い込んでいまし
た。
じゃぁ、誰が? (-_-;)
もう火曜サスペンス並の展開です……。
私は学食の席で、自分の持ち得る関係者の性格や行動、交友関係を頭の中で洗い直し
をしました。
その刹那、
「gatsby君、本当にー」
掛けられた声に振り向くとR子の彼氏です。これで謝りに来るのは何回目でしょう?
彼は私がまだ許していない、と勘違いしていました。その誤解を解けば早いのですが、
話すのも嫌だったので、こんな事態に陥っています。まぁ、自業自得です。(-_-;)
あーうざい……。(-_-;)
すみません、性格最悪です。
「謝っているんだから、ちゃんと話ぐらい聞けよ!!」
彼氏の友人らしき人が大声で叫び、私の肩を掴みます。その友人は正義感たっぷりに
ドヤ顔です。地下鉄の階段から突き落とされ責められるって、私はドMではありませ
ん。
私は彼の友人に聞きました。
「オレは犯罪者か?」
「本当に悪いと思っているから、何度も謝っているんだろ!! 大体、お前がこいつ
の彼女をー」
ガタッ!
私は席から立つと、伊達メガネを指で押し上げてからその友人の顔に自分の顔を接近
させました。
「オレは階段から落ちた覚えなどない。」
「!!!」
それだけ言うと私は学食を後にしました。後ろの方で騒いではいましたが、完全無視
です。(*'▽')
「あ、gatsby君~♡」
出た直後に、今度は聞き覚えのある声に呼び止められました。
A子だ……。(-_-;)
数人の男女のグループで、ひと際目立つA子が振り向いた私に近づいてきました。
私は正直、この子が苦手でした。彼女は今で言えば読者モデルみたいな事をしてい
て、学校内外に多くのファンをもつモテ女でした。その上、料理が上手く、性格もいい
と評判の子でした。
ここまで書くとまるでアニメの主人公並みです。
こんな、
リア充女、死滅してくれ!! (*'▽')
当時の自分は本気でそう思っていました。私の対岸に存在する女というだけなら、無
視をすればいいのですが、何かと知り合いがらみで接する事が多く、彼女からすれば私
も「友人」という枠に入っていたのでしょう。
私は食堂に続く更なるトラブルはご免だったので、無視を決め込み歩き始めました。
「無視はないじゃないですかぁ、gatsby君?」
歩く前を塞ぐように、ポニーテールを揺らして彼女は回り込んできました。
「何?」
「そっけなーい。ちょっと冷たくない?」
「いつもこうだが、何か?」
「ふーん。そうなんだ。」
なんと不毛な会話なのでしょう。彼女は何か考えているみたいでした。
「gatsby君、私も相談にのってほしいの。悩みがあって……。」
「何の冗談だ? お前が? それなら配役違いだ。」
私にだって悩みがある!!
彼女は珍しく語気を強めて、私に迫りました。
「悩みなら、あの君の取り巻きのイケメンに相談すればいいだろう?」
「gatsby君、相談されれば断らないんだよね?」
彼女は嫌な所を突いてきます。私は当時ある事情で、困ったり悩んだ人の相談などに
は必ずのる、と宣言していました。
「……ああ。よく知ってるな。」
「では、金曜七時から私の家で女子会があるから来てね?」
「……。」
彼女の言葉に私の中で警鐘が鳴り響きます。
「あ、それとgatsby君ー」
彼女は私の耳元に口を近づけて言葉を続けました。
探してる泥棒さんの情報、知りたいでしょ?
私は驚き、後ずさりました。
「待ってるね~♡」
彼女はそういうと笑顔で仲間の元へと戻って行きました。
私は忘れていました。彼女が仲間内では一番の情報収集能力が高い事を……。(+_+)
完全に主導権を取られた形になりました。
屈辱です!! 屈辱です!! ( ゚Д゚)
悔しすぎて、二度繰り返しました。( ;∀;)
でも、もう後には引けません。それが何かしらの罠だとしても行くしかありません。
真実は闇の中です。それならいっそ、
毒を食らわば皿までも、です!! ( `ー´)ノ
…………to be continued。
↓ 二人だけの秘密……え!何この仕切り!私から襲うわけないでしょ!アホ、押せ!
↓ 孔明の罠なら、仕方ありません。やられちゃいます。(T_T)