不幸王子gatsbyさん、ブラック企業への道 ③ ~ 就活編 ~ 社名を間違える、普通?
こんにちは、gatsbyです! (^_-)-☆
完全に就活をカイジ的に勘違いして勝負を仕掛けてしまうgatsbyは、勇敢な勇者なの
か、それとも風車に突撃するドン・キホーテなのか?
あなたもサンチョとなり、gatsbyのブラック企業へと続く旅の従士としてお楽しみく
ださい。
↓ 前回の復習だ~よ
今日もここから始まるgatsby的就活黒歴史、イキマース! (^^♪
「頼むよ、一緒に行ってくれよ!!」
まだ内定を手にしていない友人Oが泣きついてきました。
「俺が一緒に行っても行かなくても、変わらないだろ?」
「心細いんだよ!!」
ふぅ。 (+_+)
彼といると何か調子が狂っちゃいます。
「今回で最後だからな。」
入学してからの付き合いですが、さほど仲もいいわけではないのに、彼からは素
敵な「お友達」認定はされているようでした。
結局、友人Oに押し切られるように、私も彼の希望する流通大手の会社にエントリー
することになりました。
この性格が内定に結びつかないと何度も助言をしているはずなんですが……。
後日、説明会会場ー
近くの地下鉄で友人Oと落ち合い、会場に向かいました。
さすがに大手だけあって、会場までの道はリクルートスーツで埋まっていました。
私は自分を含めて、この儀式のような同じ姿に人生を賭ける同期達は何を考えている
のだろう、とぼんやり思い歩いていました。
「gatsby、こっちらしいよ。」
私はOの声に我に返ると、彼の後についていきました。
大きな会場の入り口で私達は、受付で名前を告げて中に進みました。
おお!! (*'▽')
圧巻でした。ざっと見ただけで300、いや400はいたでしょうか。
「gatsby、無理かも。」
「大丈夫。半分以上のメンバーはお前と同じ事を思っているはずだから。ただの烏合
の衆だ。」
「でもー」
「生き残りたければ、会場でも面接でも気持ちを飲まれるなよ。心が折れても前を向
いて虚勢を張れば何とかなる。それが内定への近道だよ。」
「あ、うん。やってみる。」
空いてる席に着くと、傍の担当から詳細な調査書を渡され、説明会が終わるまで記入
するように言われました。
私は会場の熱気と日々の疲れから、説明会の内容はほとんど聞いていませんでした。
と、言うかー
寝てました……。 (-_-;)
すみません、現状がんばっている就活生の皆様、こんなgatsbyをお許しください!
<m(__)m> <m(__)m> <m(__)m>
…………………。
「おい、おい! 時間になっちゃうぞ、gatsby!! 」
「う~ん……あ、やばい!」
私はOに起こされ、慌てました。すぐに記入を始め、回収時間までには空欄を何とか
埋める事ができ、間に合いました。
「ふう。間に合ったみたいだな。」
「gatsby、gatsby!! 何、家具の事なんか書いているんだよ!! 意味が分からな
い!!」
「何が?」
「お前、この会社ニト〇じゃないぞ!!」
「へ?」
そうでした、今の説明会はー
ニチ〇(イオ〇北海道の前身の一部)でした。 (-_-;)
どうやら、gatsbyさん、説明会にエントリーしておきながら、社名を勘違いしていた
みたいです。
きゃは♡ 笑ってください (=^・^=)
もちろん、調査書は出せるはずもなく、闇に抹殺です。
不幸王子gatsbyがブラック企業に就職するまで…………残りあと10カ月。
次回、
「就活しくじり異生活」……それでも悪運は尽きない
gatsby最終就活チャレンジ、お楽しみに!!
この会社、知っているのは同期以上の人だけだよなぁ……。 (´▽`*)
↓ キスって、魚? はは……妹いるし、ね?……恥ずか……いや、押します……。
奇跡なんて望むな!「勝つ」ってことは…そんな神頼みなんかじゃなく…具体的な勝算の彼方にある…現実だ…!勝つべくして勝つ…!
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