ゼロから始めた不動産投資生活

10年間で数億円を手にするまでの自虐的ドタバタ劇

不幸王子gatsbyさん、ブラック企業への道 ⑧ ~ 入社編 ~ 除隊する新兵

   こんにちは、gatsbyです! (*'▽')

  ブラック企業への道もやっと入社編に突入です。

  気軽に始めたのはいいのですが、結構、長くなりそうな予感です……。 (-_-;)

  気長にお付き合いしてくれると嬉しいです。

  あ、それと、

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 ↓ 前回のお話

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 今日もここから始まるgatsb的就職黒歴史です!! 

 

 お昼の食事も終わり、午後からの業務が始まります。 

 あ、ちなみにお昼休みは食事後、誰も話さず物音もしない事務の中でただ座ってい

るだけのある意味、拷問タイムでしたが……。

 バタンッ。

    扉が開閉しました。

 専務と社長がそろって会社に戻ってきました。

 二人は席に着き、煙草に火を付けます。夫婦そろってヘビースモーカーでした。

 「N、なんか人数が足りないみたいだけど?」

 「あ、それが……。」

 社長の問いに、上司のNさんは言いづらそうに言葉を詰まらせていました。

 どうせ、逃げたんだろ? くっだらない奴らだ。(-_-メ)

 暴君専務が煙草をふかしながら、野太い声で言い放ちました。まるでそれは分かって

いたような口調でした。

 その状況に残った新人部隊は顔を合わせ、困惑していました。

 私は周りの仲間たちの表情を見てみました。

 自分も逃げだしたい……。(-_-メ)

 大なり小なり、皆、そんな顔をしていました。

 あ、ちなみに私は、

 皆は生き残るのかなぁ。ちょっと頑張ろうかなぁ。      (*'▽')(*'▽')(*'▽')

 完全にお気楽gatsbyでした。

 大体、ここまでとは思わなかったにせよ、真面な会社だとは思っていなかったので

ある意味、他の隊員よりは落ち着いて状況判断ができていたと思います。

 その日は、そのまま説明会や営業のKさんの資料作りなどをこなして業務を終えまし

た。

 帰り際、新人部隊は皆、同じ地下鉄駅に向かっているのに、お互い言葉さえ交わしま

せんでした。それだけ、消耗しているように私の目には映りました……。

 

  次の日ー

 「おはようございます。」

 私は始業時間の一時間前には会社に到着していました。

 もし、早く出勤してくる先輩社員さんがいたら、少し話をしたかったからでした。

 事務所には営業のKさんが一人、掃除をしていました。

 「お、新人君! 心がけがいいな?」

 「はい、まだ仕事ができない分、掃除くらいはと思いまして。」

 私は40代手前のKさんと机を拭きながら世間話を始めました。

 その内容から、私達が8人も採用されたのは前月に4人も同時にやめたからでした。

 kさんの口調から、やはり暴君専務の荒い気性と売り上げを上げられない者に対して

の弾糾が激しすぎてやめていったみたいでした。

 「せめてお前は残ってくれよ。下がいないとオレも辛いからな。」

 「あ、はい。頑張ります。」

 この会話で、Kさんがこの会社に流れ着いた理由が分かった気がしました。

 始業開始、5分前ー

 上司のNさんがため息をついていました。

 「どうやらCさんとDさんは来ないみたいですね。」

 我々、二日目にして新人部隊は4人になっていました。

 後に2名から辞める旨の連絡がありました……。(-_-;)

 緊急です!! 緊急です!! 増員求む!! (*'▽')

 

 今日の新人部隊情報

 新兵 生存者 4名

    不明(逃亡) 2名

      除隊 2名

 次回、

「就職しくじり異生活」……生き残れ! 新人部隊

 君は明日も生き残れるか!!

 

↓ そういう事で今日から私もここに住むから! 妹、兄貴、よろしく! 押せよ! 

 

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