信じるか信じないかはあなた次第にゃん♡ リトルgatbsy ver. 土建屋の社長編 ④
こんにちは、gatsbyです! (*'▽')
不動産四棟目シリーズでのブクマで常連読者さんの マミー (id:mamichansan)
からの素朴な質問、
今の街の状況はどうなんでしょう。やっぱり没落してるのかな・・・。
にお答えします。
現状の今のうちの町は……
没落してます。(-_-;)
この四棟目を購入した時代に比べ、地元の仕事量は激減しています。その没落度は当
時に想像していた以上の落ち込み具合です。日経も2万近く上り詰めてるこの好景気の
時代、地元の銀行は各会社の決算書が悪すぎて融資先がない、とぼやいてるぐらいで
す。弱った会社は淘汰され、体力のある会社がなんとか生き残っている状態です。想像
していたとはいえ、現状でそれ以上の没落状況を目の当たりにするのは辛いですね。
もちろんgatsbyの会社は事前に予期していた分、体力温存で何があっても倒産する事
のない仕様にしてきているので、大丈夫ですが。
皆様もできる事なら少しでも早く、不測の事態が起きるかもしれない将来に向けての
色々な準備をしておく事をお勧めします。(*'▽')
↓ 定年後の生活を考えるのも大事です。
ではでは、土建屋の社長編の続編、始めますね!!
それから私達家族はN野との交流はなくなりました。
かの件で母は私に、ゆっくりとかみ砕くように説明しました。
「gatsby。世の中には色々な考えを持つ人がいるの。それは自分に対して良い事をい
う人もいれば、悪くいう人もいるわ。それは仕方がない事なの。でも、聞いて。自分が
されたら嫌な事は言ってもやってもダメなのよ? 相手にした事は必ず自分に帰ってく
る事になっているものなの。わかった?」
「うん、わかった。」
母はそういって私の頭を優しく撫でてくれました。
ああ、本当にお金は人を変えるんだ
と感じた初めての経験でした。
そんな出来事があった月末、N野は突如、引っ越していきました。
近所の話によると、引っ越しの理由を彼はこう話していたみたいでした。
「こんな貧乏くさい家は、俺には似合わない。」
いつもながらの偉そうな態度で、彼は近所のおばさんに言い放ったみたいでした。
それから、三か月後ー
仕事の用事で家に来ていたお客さんが母と話していた時でした。
「どうやら、もうだめらしい。」
「……そうなんですか。」
母はお客さんの言葉に視線を落としました。
話の内容は、この地域では大きい会社に部類する土建業者が手形の不渡りを出したみ
たいでした。その会社は、N野さんの元請け会社で、急成長の要因になった会社でもあ
りました。
それから日を追うごとに、色々な情報が訪問者によってもたらされてきました。
最大の取引先を失って資金に困窮したN野はその後、銀行、親戚、友人知人など周り
金策に走り回っているとの事でした。
ただ、彼にお金を貸す人はほとんどいなかったみたいです。普段の横柄な態度が結果
的には彼自身を追い込んでいきました。
まさに、
因果応報ですね……。(-_-;)
さらに、彼はー
融資詐欺に騙されました。
1億円融資します。その代わりに保証金として頭金2割を先に振り込んでください。
普段なら少し考えればわかる事も、追い込まれた人間には正常な判断ができなかった
のかもしれんせん。そして彼はこんな単純な詐欺に会い、完全に破産しました。
若夫婦に続き、N野さんが二人目の犠牲者となりました。
次回、
「リトルgatsby異生活」、次は?
お楽しみに!!
↓ ねぇ、もう雪も解けて春だよ、ね? あ、え~と………うんとね、押す?
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