ゼロから始めた不動産投資生活

10年間で数億円を手にするまでの自虐的ドタバタ劇

緊急、緊急!! 一棟目アパート!! 衛生兵、衛生兵を呼べ!! これは演習ではない!! ② ( ゚Д゚)

  こんにちは、gatsbyです!

  

 今回、独居老人の話を書きました。10人いれば10人の人生があるように、それ

ぞれの老後が存在します。アリとキリギリスではないですが、できる事を若いうちから

積み重ねていく事が大切だとしみじみ思う事が多い気がします。

 うちの町には、食べられなければ生活保護を受ければいい、と開き直る人も多いで

す。本当は困った人のための生活保護なのですが……。(-_-;)

  

 

 

 では、気を取り直して、ここから始まる不動産黒歴史

 一棟目、爆裂です!! ( ゚Д゚)

 

    「私の経験上、これだけ早く見つかったのは幸運だと思います。発見されずに何カ月

も放置されたりすると、それは酷い状態になりますから。」

 「はは、そうなんだ。」

 私は彼の言葉に、ため息交じりの返事を返しました。

 担当者Hはこの入居者が独居老人だけど妹さんがおり、至急連絡を取っている所だと

追加説明をしました。

 はぁ。(-_-;)

 担当者から説明を受けながら、私は再びため息をつきました。

 「これって所謂、事故物件って事になるよね? もう入居者が入らなくなったりする

よね?」

 私は、いつかはもしかしたらとは思っていましたが、現実的にそれが自分に降りか

かってきた事に心が折れかけていました。

     ああ、オレも事故物件ホルダーかぁ。(-_-;)

  もう心境は、深淵の淵で膝を抱えたオッサンモブキャラでした。

 そんな私の心境を知ってか知らずか、担当者は説明を続けました。

 「いや、今回は病気による自然死なので

 募集には問題はありません。('_')

 え!? 死んでるのに!! ( ゚Д゚)

 私は感嘆の声を上げました。

 「例えば、これが何カ月も放置されてご遺体が破損状態になったりすれば、事故案件

にはなるでしょうが、自然死の場合は告知義務はありません。もちろん、自殺や他殺

だった場合は告知は必要ですが。」

 「なら、募集に関しては大丈夫なの?」

 「問題はないと思います。」

 「部屋の改装は?」

 「先ほどもご説明しましたが、一番厄介な死臭もないですし、御遺体から体液も出て

いない状態で発見されているので、部屋のリフォームも通常通りで構わないと思ってい

ます。」

 マジか!! ( ゚Д゚)

 私はまるで狐につままれているようでした。

 「本当に早期発見で良かったですよ。gatsbyオーナーの日頃の話、最後の悪運だけは

強い、と言うのは本当かもしれませんね。」

 「え、あ、うん。それって褒めているの? けなしているの?」

 「もちろん、褒め言葉です。運も実力のうちですから。こういう世界で生き残るには

必要だと思います、本当に。」

 担当者Hの言葉に、私は緊張がほぐれていくのを感じました。

 「ああ、まったくだね。本当に退屈のしない刺激的な世界だよ、はは。」

 私は担当者の言葉に乗るように話しました。

 こうして一棟目の病死事件は幕を閉じました。

 後日談ですが、部屋の引き渡しにかかる荷物の搬送、部屋の改装は保証人の妹さんが

してくれました。本当に助かりました。

 そして、部屋の募集を再開して、三か月後には無事に新たな入居者が決まりました。

 

  

 

 ただ……

 私は知りませんでした。

 一棟目のアパートの運命はまだ、動き続けている事をー

 そして私は後々、更なるアパート経営における厳しさと現実を知る事になります。

 それはまるで、

 時限爆弾のようにその時を…………。

 

 次回、

 「アパートしくじり異生活」、続くにゃん♡ (=^・^=)

     

 

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