ゼロから始めた不動産投資生活

10年間で数億円を手にするまでの自虐的ドタバタ劇

妻を亡くした男は、何を間違ったのだろうか? ①

 こんにちは、gatsbyです!!

 

   もう11月の終わりですね~。

 一年なんてあっという間な悲しき40代、gatsbyです。(*'▽')

 今日は不動産のお話をお休みして、ちょっとした? いやいやある意味ディープなパ

ラレルワールド的なお話に皆様をご招待したいと思います。

 

 あ、ちなみにこの記事を書いてるBGMは米津玄師の「ピースサイン」です。

 米津玄師が「ハチ」と名乗っていた時からのファンで、、「マトリョシカ」や「ドー

ナツホール」が好きでした。(*'▽')  

 ちょっと余計なミニミニgatsby情報でした。

 

 

 ↓ もちろん、gatsbyは所有済です。(*'▽')

 

  

 ↓ こちらも読んで見て。ちょっとした不思議なリトルgatsbyのお話。 

 

www.gatsby.website

 

 

 

 

 さて、本編開始です。

 

 皆さんは、老後の自分自身を想像したことがありますか?

 この話は私の仕事関係で知り合ったある男、Aさん(65才)のお話です。

 

 gatsby君、君はどう思う?

 この問いから始まった彼の物語は、後に私の常識を覆すに十分な威力を秘めていまし

た。

 ある日、私とAさんは居酒屋でお酒を酌み交わしていました。

 いつもなら真面目なイメージのAさんが、ほろ酔いで私にこう話し始めました。

 「妻が死んで1年、1年だ。」

 そう呟いたAさんは、一度グラスのビールを飲みほしました。

 私は黙って、その空いたグラスに再びビールを継ぎました。

 Aさんには珍しく悪酔いをしているようでした。

 「だれも、子供達さえ家に寄り付かない。オレは1人だ!」

  彼は、一年前に長年連れ添った奥さんを病気で亡くしていました。

 うつむいたまま、Aさんは言葉を吐き捨てるようにつぶやきました。

 「お子さんがいるでしょう?」

 私はAさんに問いかけました。

 彼には亡き妻との間に2人のお嬢さんがいました。今は30代でそれぞれが結婚し、

それぞれに可愛い子供もいるはずでした。彼にとっての孫です。

 ふざけるな……ふざけるな!! ( ゚Д゚)

 突然の激高です……。(-_-;)

 「あいつらは、あいつらはー」

 Aさんの豹変に驚きながらも、私は彼の話を聞き続けました。

 あまりろれつのまわらない彼の話す内容は以下のようなものでした。

 2人のお嬢さん、1人は彼の家から10分あまりの距離に、もう一人は飛行機に乗ら

なければいけない場所に住んでいました。時々、子供達、孫たちは顔を出すらしいので

すが、そこに彼の不満があったみたいでした。

 「傍にいるのに、寄り付きもしない! 来ても1~2時間ですぐにかえるだぞ? お

盆や正月に来ても半日といない。gatsby君、誰もいない家の中の静けさを君は知ってい

るか? まるでこの世に自分しかいない感じがするんだ。もうオレは生きているのか死

んでいるのかも分からなくなるんだ。」

 私はかける言葉が見つかりませんでした。

 「この間など、孫が泊まりに来ると約束していたのに来ないから携帯で理由を聞いた

んだよ。そしたらー」

 彼は酔って真っ赤な顔で涙を流し始めました。

 「お母さんが行かなくていいって。そう孫が言うんだ。もうオレはー」

 彼はテーブルにうつぶせになり、嗚咽しました。

 その日、私はただ黙って彼の吐露する気持ちを聞き続けるしかありませんでした。

 

 次回、

   妻を亡くした男の行く先。

   お楽しみに!!

 

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