ゼロから始めた不動産投資生活

10年間で数億円を手にするまでの自虐的ドタバタ劇

とある銀行員に5000万円分のトルコリラ投資を進められた件

 こんにちは、gatsbyです!!

 

 北海道の私の地域は、やっと晴れて気温が上昇中です。

 雨ばかりだと嫌だとため息をつき、晴れれば暑いと文句を言う。

 本当に人間は我儘なのかもしれません。(*'▽')

 

 ↓ トルコリラ投資の記事です。 

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 ある日の午後ー

 良い話を持ってきました。(*'▽')

 満面の笑みで銀行の本部から遣わされたアドバイザーが、私の事務所に担当課長と一

緒に訪れました。

 へぇ~。('_')

 私は知っていました。銀行の良い話とは、金利引き下げ以外はまず、良い話に当たる

確率は低い事を。

 「で? どんないい話を持ってきてくれたの?」

 「今回は利回りの良い商品なんですよ、本当に。」

 ああ、何か嫌な予感です。(-_-メ)

 「元本保証で5年満期。利回りは、

 17%オーバーです!! ( ゚Д゚)

 このアドバイザー行員、熱いです。こちとら言いたい事が読め始めてしまったので、

完全にクールダウンです。

 「それ、トルコでしょ?」

 「さすが社長!! 情報が早いですね!!」

 っていうか、この前買っただろう!? ( ゚Д゚) 

 私は地元支店の課長に視線を飛ばすと、無言で視線を逸らしました。

 そんな私を無視するかのように、アドバイザーは続けます。

 利回りが17%オーバーなので、多少の下落でも損はしない。ただ、償還期間は5年

で途中解約をすれば損をする事になる。元本保証はリラで。あと細かい話もありました

が、ざっくりとした流れはこんな感じでした。

 「それでこの投資は一口、

 5000万円からなんです。(*'▽')

 はぁ!? ( ゚Д゚)

 久しぶりにgatsby、銀行員の言葉に衝撃を受けました。

 こんなリスキーで、元本保証は円ではなくリラ。換金手数料を取り、5年間もその資

金を運用できる証券会社とそのキックバックで銀行は確実にもうかり、リスクはお客さ

ん。なんとも理不尽な感じがしました。

 そしてここからアドバイザーとの攻防が始まりました。

 「トルコは景気が良く、まだまだ伸びしろがある国です。通貨も下落を続け、もう底

です。これから下がっても知れていますし、買い時ですよ。」

 「でも、今の大統領は独裁的でキチガイだから経済が持たないかもしれないよね? 

その上、この大統領は利下げ派だよ? それで不安はない?」

 「これ以上の利下げはないですよ!! 利下げをしたらもっとインフレになるし、ト

ルコ中銀が黙ってないでしょう?」

 「だから、今のリラ安地獄になっているんじゃないの? この間の利上げは確かにト

ルコ中銀が頑張って利上げしたけど、トルコ中銀に関する法律を変えて大統領が口出し

できるようになったはずだよね? 大統領はもっと利下げしてトルコに海外から投資し

てくれるように考えているみたいだよ?」

 「!!!」

 私のツッコミにアドバイザーさん絶句です。

 更に私はたたみかけました。

 「それにテロやアメリカとの関係もあるでしょ? 別に5000万円投資しても良い

けど、途中解約できないのはリスクが高い。もう一回、大統領選挙をまたぐっていうの

はどうなんだろう? その間、不動産や他の投資にいいものが出る可能性は高い気がす

るし。」

 私は缶コーヒーに一口付けて、話を続けました。

 「前回買ったディスカウント債は年率15.8%しかないけど、途中解約してもある

程度債権額の戻りもあるし、換金手数料はあるものの違約金みたいなものはない。それ

なら、同じ5000万なら、再度こちらに投資するよ。」

 アドバイザーは慌てて課長に私の投資状況を聞き、納得したみたいでした。

 私は、彼も仕事だからしょうがないんだろうな、とは思いつつ、ちょっと意地悪な

ツッコミを入れたくなりました。

 「ところで、そんなに儲かる可能性が高いならアドバイザーさんもトルコ投資してい

るんでしょう? それとも投資信託でも買っているの?」

 その瞬間、アドバイザーさんの顔が凍りつきました。

 「いや、私は…………

 何も買っていません。(-_-;)

 そうだろうね~。(*'▽')

 私は銀行員が支店ノルマ以外で投資信託などを買った話を聞いた事がない事実を知っ

ていました。それでもアドバイザーとの肩書で何も買っていないのはちょっと驚きまし

たけど。

 「私は積み立てですが、投資信託を買ってますよ!!」

 慌てて課長がフォローです。

 「支店のノルマ関係じゃやらないわけにもいかないよね~。」

 「赤字ですが頑張って積み立てています………。」

 必死に言い訳する課長に、行員の悲哀をみた気がしました。 

 銀行さんも商売なので色々と皆さんにも進めてきますが、その時は相手にどんな物を

買って得しているか損しているかを聞くのも一つの目安になるかもしれませんね?

 今日はそんな話でした。

 

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