ゼロから始めた不動産投資生活

10年間で数億円を手にするまでの自虐的ドタバタ劇

不動産ローンは住宅ローンより悪なのか? ~不動産投資への想い~

 こんにちは、gatsbyです!!

 

 今日は最近、不動産投資に関する相談を受けた時に感じた矛盾を書いていきます。 

 

隣の人の投資生活

隣の人の投資生活

 

 

 

 「やっぱりそれでも不動産で借金をするのは怖いですね。」

 それは不動産投資をしたいというAさんに、私の事務所で色々とその方法を話をして

いた時でした。

 ああ、やっぱり。('_')

 私はその反応に、素直にそう思いました。

 大体、不動産投資を始めたいという人の相談に乗れば、必ずぶつかる壁みたいなセリ

フでした。

 「でもAさんは35年ローンで住宅を建てているし、車も奥様のものも含めて二台とも

ローンですよね?」

 「ええ。でもそれは家族に必要なものだし、他の人達だって借りていますよ。」

 分かってはいましたが、Aさんからは予想通りの答えが返ってきました。

 これはAさんだけではなく、日本人特有の教育的呪縛の形でした。

 そこで私はため息をつくのを隠しながら、口を開きました。

 「そうですね、大抵の人は住宅ローンや車のローンを使っていますよね。それにひき

かえ、不動産ローンは一部の投資家のみですもん。でも、もしこれが世間で逆だった

らどうでしょう? 世間の人がほとんど不動産ローンを使っていて、住宅ローンがごく

一部だったら? 多分、住宅ローンは危ないというのではないのでしょうか?」

 「それは、その。」

 「それに実質、不動産ローンで破産する人より住宅ローンや車のローンで破産する人

のほうが絶対的に多いのは事実です。例えば、住宅であれば修繕や税金、保険。同じく

車であればガソリンにメンテナンスなどの修理代、保険に税金。まったくお金を生まな

い物に、何十年もローンを組んで借金する方がリスクだと思いませんか?」

 私の問いにAさんは、ハッとした顔をします。

 「もちろんアパートだって自殺や殺人、家賃滞納などのリスクはあります。でもア

パートには家賃収入がありますし、たとえそういう事故があったとしても、家賃収入が

完全にゼロになるのはまれだと思います。案外自分の部屋じゃなければ気にしない人の

方が多いですし。それに破産懸念だって、そもそもローンの返済計画さえキッチリして

いれば、そうそう失敗する事はないと思います。失敗するとすれば、欲に目がくらみ身

の丈にあっていないローンを組むからですよ。」

 「そういわれれば…………そうですね。」

 半分納得しながら、半分納得できていない表情をAさんはしていました。

 これは彼にだけに言えたことではないですが、大抵の相談者は同じ反応をします。

 借金は悪。他人と違う物は悪。

 集団生活での秩序を守る日本人気質がそうさせているのでしょう。

 それは投資という事では、まだ鎖国状態に近い日本を表している気がします。だから

タンス預金なんていわれる言葉も生まれたのでしょう。(*'▽')

 宗教や人種、国の政策で自由のない国とは違い、いくらでも自分が目を向ければお金

持ちになるチャンスがあるのに投資をしない日本人を理解できない、とある中国人に昔

言われたことがありますが、今なら理解できます。

 ただ、投資をすることがすべて正しいとは言うつもりはありません。

   普通に働き、貯蓄をして家を買い、老後に備えるー

 これは日本人の大半が選ぶ道です。決して間違いだと思いません。

 

 「ちょっと、考えてみます。」

 「そうですか。」

 考えるように答えるAさんに私はそう答えて、相談を終えました。

 私は不動産投資をしたいという人の相談に乗ったり、雑談程度に話したことは多々あ

ります。

 だけど、です。('_')

 成功して羨ましい。いい車に乗って凄い。将来に不安がなくていいね。

 彼らは皆、私にそう言います。

 でも決して自分でそうなる様に努力をしません。

 簡単です。自分の決められたエリアや空間から出るのを恐れているのです。

 ゲームやファンタジー小説などに出てくる村人と一緒です。村を出れば、得られる経

験や財宝があっても、自分には無理だと決めつけて冒険より平坦な生活を求める人生。

その生活が安寧で安らかなものならいいのですが、人はその村の中で、

 「オレはアイツより上だ!!」

 「見え張ってあんな家をローンでなんて!!」

 「子供には大学に行ってほしいけど、お金もないしー」

 「なんで自分だけがこんなにつらい生活をー」

 狭い生活環境の中では人間、お互いを上だ下だと比べたがります。

 だけど村を出て、投資と言う冒険をして違う世界を手に入れてみると、その村で起

こっている争いなど取るに足りない物であることが、はっきりとわかります。

 それは、その村が見える高い丘に登った者しか分からない景色です。

 

  結局、そのAさんは奥さんの反対で不動産投資は前に進んでいません。

 私は何事も強制するつもりもないので、相談者には聞かれた事を答え、選択肢を幾つ

か提示するまでにしています。それで自分からこうするにどうしたら良いかなどを聞か

れれば答えるようにしています。

 それは私がまだ本やセミナー、ブログ等があまりない時代に暗中模索しながら一人で

歩いてきた辛さを知っているからです。だからこそ、私の周りで不動産投資を始めたい

という人にはできるだけ知っている事を話しています。

 でも、最後に決めるのはやはり自分自身です。

 私の好きな漫画に出てくる、あ、このブログでは常連なセリフ、

 明日からがんばるんじゃない。

 今、頑張る者に明日は来るんだ。

 カイジの中に出てくるセリフです。

 

 

 

 もし、読者さんが何かをやろうと決めたのなら、その事を先延ばしにせずに目の前の

できる事から始めるべきだと思います。

 不動産投資であれば、ネットで物件価格を調べるだけでもいいんです。

 始める事が大切だと思います。

 何かを変えたい、変わりたいと願うなら必ずその先への扉はあります。

 後はそれを開けるかどうかを自分で決めるだけです。 

 ただ、人には色々な生き方があります。不動産投資をするのもしないのも人生です。 

 それでも私は不動産投資をしてよかったと思っています。

 30代で億万長者になり、40代では更なる資産の増加を実現できました。

 人を羨む事もねたむ事もありません。

 人は泣いても喚いても手に張らない物の方が多いと知っているからです。

 それならどうする?('_')

 欲しいなら自分で努力して手に入れるしかないのです。

 それが私のポリシーであり不動産投資を支えてきた思いです。

  田舎の弱小企業で家族を守るための武器として投資を手に取りました。

 皆さんも一度立ち止まって将来を、一般概念の外にある何かを考えてみてはいかがで

しょうか?

 

  ↓ 応援してくれると嬉しいです。

 

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