ゼロから始めた不動産投資生活

10年間で数億円を手にするまでの自虐的ドタバタ劇

6棟目のアパート経営から……新たなRCとの出会い。 ①

 こんにちは、gatsbyです。

 

 随分とご無沙汰しております。10月から本業や他の副業が忙しくて、ブログをおろ

そかにしてしまい、ご迷惑をかけました。更新もないブログに励ましのコメントも幾つ

も頂き、感謝しております。

 これからも少しづつですがまた記事の方を書いていきたいと思っています。気長にお

付き合いください。

 

 ↓ 一番最初の記事、懐かしいです。

 

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 ここから始める不動産黒歴史、再開です!!

 

 「ちょっと訳ありだけど、どう?」

 その電話が来たのは夕方近くなる時間だった。

 「今度はどんな訳あり?」

 丁度、事務所に帰ってきた私は書類をかたずけながら、携帯を手にしていました。

 「ちょっと、うちの営業マンがマズい事をやらかしてー」

 そう話し始めたのは、利回り40%強の5棟目を紹介してくれた癖のある営業マンHだった。

 彼の話を簡略するとこんな感じだった。

 物件は築30年近いRC、内装・外装共に全滅みたいで、それを問題の営業マンが客にリフォーム込みで高く売ろうとしていたらしかった。

 「高く売れれば手数料も多くなるし、何が問題なの?」

 「普通に考えればそうなんだけれどもね。」

 営業マンHはそういうと電話越しに苦笑いをしているようだった。

 そして続けた話は驚くべき内容だった。

 問題はその営業マンが、

 会社抜きでやろうとしていた

 と言う事だった。

 「それが取引前に、売主がたまたま別の営業マンに話したことで発覚したんだよね。」

 「だって、それって最後までうまくいきようがないよね? 契約書には会社名も入るだろうし?」

 「それが色々と偽造してやろうとしていたみたいなんだよね~。」

 ああ。(-_-;)

 海千山千の不動産業界に詐欺は多いけど、まさか身近の、それも札幌でも大手で起きるなんて驚きでした。

 「それで、急遽、この物件を買える間違いないお客としてgatsbyさんの名が挙がったわけ。」

 「でも普通、そう言う事があったら売却依頼も切られるでしょう?」

 「それは色々な事情で、売主もうちから離れたくない部分もあるから大丈夫。それより、これ以上もめない様に、次は間違いなく買ってくれる客を見つけるのが私の仕事なんですよ。」

 いつもながら癖のあるタヌキぶりを見せる営業マンHに呆れながらも、物件を見る目だけは間違いないので、私はその話に乗ってみる事にしました。

 「わかった。内容を教えて。」

 「間取りは2LDKが12室。」

 12室!! ( ゚Д゚)

 私は彼の言葉に驚きました。日常的に物件を探していれば分かるのですが、3000万円台で2LDKが12室など入っているアパートを見つけるのは至難の業でした。せいぜい4~6室あれば上等でした。

 「JRから6分で、RCの四層。車庫が四台分。入居状況は、12室中、5室。こういうのgatsbyさん、得意でしょ?」

 「うん、

 大好きです!! (*'▽')

 私は大きな声で返答しました。まるでプレゼントをもらった小学生になった気分です。

 「場所はFAXしておくから早めに見ておいて。」

 了解でし。(^◇^)

 そう返事をしてから携帯を切ると、私は、その十分後には家を出て札幌に向かっていました。

 ただその時は、安く買えるとの思いに胸膨らませて喜びいっぱいでアクセルを踏み込んでいました。

 だがしかし、です!! (-_-メ)

 現実はそう甘くありません。安いには安い理由があるという事実を私はすっかり忘れていました。

 

  次回、

      幽霊屋敷と呼ばれるRC!!!

      お楽しみに!!

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