「敵は銀行にあり!!」 交渉は闘いである。 ④
こんにちは、gatsbyです。
そう言えば嫁の誕生日が近いので、何か欲しい物があるか探りを入れた所、
「気持ちだけで十分だよ。それよりサプライズで大きな買い物をカードでしないで
ね?」
微笑みながら、嫁は言い切りました。
過去のサプライズ攻撃の余波をまだ覚えていたみたいです……。(-_-;)
↓ 過去の嫁へのサプライズ記事
今日もここから始める不動産黒歴史、始まります。
結局、新人女性に言われるまま、待つ事になりました。
「別にいいのに。」
ため息交じりに、ボヤキを入れたくもなりました。
ただ、120万ほどの投資信託を解約するだけなのに、いちいち来なくても、と思い
ました。
大体、そこまで扱いを良くしてくれるなら、
融資の時に見せてくれよ!! ( ゚Д゚)
心の叫びでした。(*'▽')
「大変お待たせしました。」
昨日の今日で融資課長、苦笑いで登場です。
「投資信託を解約するだけの話だから。課長が出てくるほどの物でもないでしょ?」
「いやいや、そう言うわけにも。」
意味が分からん。('_')
正直、苛立ちが先行していました。
「利益が出ているから、売るだけだよ、問題ないでしょう?」
私は色々と言われる前に、先に先手を打ちました。
「でも世界景気もアメリカと中国が落ち着けば安定していますし、まだ伸びしろ
が……。」
課長が私の投資信託の一覧を見ながら話すのを見て、私は理解しました。
その紙には、今私が売ろうとしている物の他に、2銘柄が載っていました。
一つは、収支がマイナス100万と書かれたものと、もう一つはプラス70万円と書
かれたものがありました。
私は、課長を見て確信しました。
ああ、こっちも売られたら困るから、か。(*'▽')
そのプラスの投資信託は額面にして4100万ほどでした。
それは以前の支店長のお願いで、付き合いで買っていたものでした。
そこでちょっと意地悪なgatsbyが顔を出し始めました。
私は知っていました。売られると支店の投資信託残が減り、それを穴埋めしないとい
けない数字が必要になる事を。
「それもプラスになっているから、売ろうかなって思ています。」
「え!? でも、ブラジルレアルも戻してきていますし、これからですよ!」
「でも、明日の事なんて誰にも分からないですし。」
私はそう言うと、課長に微笑みました。
課長の顔が引きつっています。
「それに融資の結果次第では、早かれ遅かれすべてを移すのだから、同じ事ではない
ですか?」
「いやいや、そちらの方は全力で当たらせてもらってますから!」
「まぁ、そう言うのなら、まだレアルも戻しそうですし、様子を見てみますか。」
私は悩むふりをして、そう答え、当初の予定通り120万円のニーサ枠だけを解約し
ました。
課長はホッとした表情をしました。
その態度をみて、やはり課長もうちの資産状況を把握していなかった事を確信しまし
た。
本当に銀行員として、
怠慢ですよね……。|д゚)
だけど、ちょっとだけ、胸のモヤモヤがスッキリしてgatsbyは手続き後、帰路につき
ました。
次回、
融資結果、出ます!! (*'▽')
お楽しみに!!
Elly Jarryさんからお借りしました。 <m(__)m>
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