不幸王子gatsbyさん、黒歴史を語る ⑨ 逆恨みの刃!! 美少女編
こんにちは、gatsbyです! (*'▽')
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ご無沙汰していた黒歴史は、少しずつ更新できればと思っています。
時間のある方はお付き合いくださいね♡
↓ あなたに贈る、前回のお話にゃん♡ …………みてね? (=^・^=)
次の日から数日、私は熱を出し寝込んでいました。
あの夜の緊張感とお酒で、体調を崩していました。何度も部屋の扉は叩かれ、電話も
なっていましたが、私は出る事はありませんでした。他人に弱っている所を見られるの
が耐えられなかった、ただそれだけの意地でした。
頭が重い……。 (-_-メ)
いつまでも授業もサボれず、何とか大学にご出勤です。これでもgatsbyは授業だけは
真面目に出ている方でした。基本、大学までの通学は20分程度で着く距離でした。更
に森林がある公園を横切ると5分短縮も可能でした。(*'▽')
私が痛む頭を抱え、公園の木製階段を上っていた時でした。
「よお、gatsbyじゃん!! いいとこであったよ。」
前方でした声に私は重い頭を上げて視線を飛ばしました。
男が三人、こちらを見ていました。
いや、
睨んでいました。(-_-;)
彼らの顔は見覚えがありました。確か、お呼ばれしたパーティーでも顔を合わせてい
たぐらいの記憶でしたが……。
その男の一人が私の目の前に立ちふさがりました。
「お前、A子に手を出しているらしいな!?」
あー、そういう事。(-_-;)
私は思い出しました。この中の背の高い男がA子にゾッコンだった事を。
「いつもの噂だろ? 勘弁してくれ。」
私はため息をつき、男達を通り抜けようとしました。
ふざけるな!! ( `ー´)ノ
いきないでした。彼の後ろにいた背の小さな男が私を突き飛ばしました。
私はいつもなら難なくかわせる程度でしたが、いかんせん体が動かず、階段落ちで
す。
また階段からの転落って……。 (T_T)
まるで「蒲田行進曲」のヤス並みに階段から落ちまくりです。
↓ 階段を落ちる話はこちら♡
たいした高さではありませんでしたが、風邪を拗らした体には十分なダメージでした。
私は突き落とした男に見覚えがありました。地べたから見えたその男は、以前、飲み
会で苦しそうにしていた所を介抱した男でした。
これだから人間て奴は。 (-_-メ)
私は心の中で悪態をつきました。
三人は慌てて階段を下りてくると、ケガのなさそうな私を確認して、安心したのか
再び罵声を上げました。
「お前みたいな女たらしにA子が相手にするかよ!」
「お前はサル並みか? この変態! 死ね!」
「身の程ってものがあるだろ?」
私はゆっくりと立ち会がると、その瞬間、また押されて地面に顔から激突です。
いてぇ……。(>_<)
顔も体も泥だらけです。 (*_*) 瞬間的に、いじめられた嫌な記憶が蘇ります。
嫌だ……嫌だ…………いやだ!!!!! (>_<)
混乱する気持ちを抑えながらも、苦しくなっていく胸を右手で鷲掴みにしました。
今にもあの弱かった時代の闇に飲み込まれそうでした。
私は咄嗟に、伊達メガネを確認しました。
その存在は、困惑する弱い自分を静かに、いや激しく蹂躙していきました。
gatsby君、自分を再起動です!! ( `ー´)ノ
( あ、伊達メガネの事は黒歴史⑧話を読んでね♡ )
「ふう。」
私は一度大きく深呼吸をして、落ち着きを取り戻すと重い体を持ち上げ、再び立ち上
がりました。
そして、背の低い男に向かって言いました。
「ゲロを吐くより、悪態を吐くほうがお似合いだな、おチビちゃん?」
「うるせー、てめえなんかに何が分かる!!」
私の言葉で過去を思い出したのか、顔を真っ赤にして突っ込んできた背の低い男を今
度は上手くかわし、伊達メガネを指で直しました。
「悪いが、お前たちにはA子はムリだよ。鏡を見た事があるのか、まったく。」
「!!!」
「うるー」
私は口を開こうとした男の前にニジり寄り、言葉を遮りました。
「醜くて腐ったお前たちには、一生かかっても彼女は振り向かない。それとー」
一度、ワザと言葉を切ってから私は彼を睨み付けました。
「オレに惚れた女に、何をしようとオレの自由だ。」
「!!!」
反撃を予想せずに驚いている彼らをすり抜け、私は大学へ続く道を再び上り始めた。
しかし、これは厄介事の始まりに過ぎませんでした。
次回、
お楽しみに!!
↓ あ~あ彼女、行っちゃったよ? 追いかけなくていいのかよ? 好きなら押せよ!
↓ お兄ちゃんしりーず…………だけど? (=^・^=)