ゼロから始めた不動産投資生活

10年間で数億円を手にするまでの自虐的ドタバタ劇

心理的瑕疵付き不動産を買うのは間違っているのだろうか?  (=^・^=) とある投資家の悲劇 完結編 ③

 こんにちは、gatsbyです!

 

    最近、まったく投資にやる気がなかったgatsbyがなんと……

 株を再開しました!! ぱふぱふ!! (*'▽')

 不動産も買えず、他の投資をするでもなく、ヘタリア状態のgatsbyを見かねた嫁が言

いました。

 「そんな死にそうな目をするぐらいなら、お金を貸してあげるからまた株でも始めれ

ば?」

 おお!!! ( ゚Д゚)

 心優しき嫁は、そう言って私に100万円を貸してくれました。

 私的にはもう株は引退していたので、頭の隅にもなかったのですが、嫁の気遣いに感

謝し再び株相場にチャレンジしようと思います。

 資金は嫁からの100万円と証券会社の口座に残っていた(忘れていた)30万円の

計、130万円でスタートです。

 ただ、株をブログの記事にしている読者さんのように「チャートが~」とかの知識は

ほぼないので、過去記事で書いたように、

 感と経験則で、オールオアナッシング!! (*'▽')

 で頑張ります!!

 ブログ的には楽しく書ける「しくじり」が待ってそうで怖いですが……。(-_-;)

 6月から始めたので、来月にはブログで報告をしたいと思います。(#^.^#)

 

 ↓ こちらが過去の株記事です。

 

www.gatsby.website

 

 再開しましょう、とある投資家の悲劇です!! (*'▽')

 

 ある週末、私は札幌で売りに出ている物件を見学した後、不動産の営業マンとランチ

をしていました。

 「あの物件はちょっとダメかも。間口が狭いし、建物の劣化が酷すぎるね。修繕費が

相当かかりそうだね。」

 「その分、利回りは良いんですけどね。」

 私達はファミレスにて、今見てきたばかりの物件の意見交換会をしました。他にも見

学した物件も資料を突き合わせ、良い点や悪い点を出し合い、前向きに話し合いを進め

ました。

 「お待たせいたしました、Aランチはー」

 ウェイトレスがランチを運んできたため、私達は一度、物件資料をかたずけました。

 「美味しそうですね、gatsbyさん。」

 「うん、そうだね。」

 そう言って二人でランチに手を付け、早速食事を始めました。

 食事が進み、不動産の情報や色々な不動産投資家の噂話を営業マンは始めました。

 「ところでgatsbyさんって、Aさんとお知り合いでしたっけ?」

 「ああ、知ってるよ。何事にも熱いAさんだろ?」

 私は彼の問いかけに、から揚げをホークで刺しながら答えました。

 「Aさん、

 辞めるみたいですよ、不動産事業 (*'▽')

 ええ!!! ( ゚Д゚)

 一瞬、私は彼の言葉の意味が理解できませんでした。

 「だって! 3か月前に競売で物件を落札したって。」

 「競売の事も知っていましたか、gatsbyさん。ならー」

 彼は少し間を置くように沈黙しました。

 「それが事故物件だとも知っていますよね?」

 「ああ、もちろん。彼は需要があると見込んで落札したと話していたっけ。」

 彼は再び、沈黙しました。私は表情が硬くなった営業マンを注視しました。

 「Aさんが息子さんを溺愛していたのは知っていますか?」

 「うん、知ってるよ。いい所に就職も決まって婚約者もできたとか。Aさんって本当

に子煩悩だよね。」

 「その息子さん、先日ー」

 彼は一度言葉を切りました。

 自殺されたそうです。(-_-;)

 え?…………えええええ!!! ( ゚Д゚)

 突然の事実に、青天の霹靂です!!!

 「卒業と就職、可愛い婚約者もいたのに、突然の自殺。首吊りだったみたいです。」

 「首吊り?」

 「そうです。Aさんは他殺じゃないかとも疑い、警察に訴えたそうですが自殺だとい

うことは間違いなかったみたいです。それでも納得のいかないAさんは、必死に死んだ

理由を探偵まで使って調べたそうです。学校、バイト先、就職先、婚約者。すべてに当

たりましたが、誰も彼の自殺の理由が検討もつかない、と口々に言ってたらしいです。

彼は誰にでも優しく、恨みを買うこともなかったみたいですし、何より彼は毎日が充実

していると友人たちに話してたみたいです。事実、死んだ日の翌日には、婚約者と結婚

式場の下見も約束していて、おやすみメールまで普通に彼女に送っていたみたいですか

ら。」

 営業マンは一気に事情を説明してくれました。

 「本当に死ぬ理由が見当たらなかったみたいです。」

 「……。」

 私は彼の言葉の続きを待ちました。

 「それで…………例の競売物件です。周りではAさんをよく思っていない人たちが物

件の呪いだ、とか騒いだみたいで……。奥様はそのせいでAさんが家族の反対を押し

切ってあんないわくつきの物件を買ったせいだと攻め立てたみたいです。」

 「……。」

 「死に方が同じで落札した後すぐだとなると、そう思いたくなっちゃいますよね。奥

様は泣きじゃくり、お葬式では半狂乱だったみたいです。それでAさんも精神的にやら

れて……。」

 「そうだったんですか……。」

 私は言葉が出ませんでした。

 「息子さんの自殺がその物件のせいか、それとも単なる偶然かは誰にも分りません。

ただ、やっぱり皆さんおっしゃられます。あの物件を買わなかったら、こんなことにな

らなかったのかもしれない、と。」

 「そうですよね。例え息子さんの自殺に他の理由があったとしても、そう思ってしま

いますよね。」

 「やっぱり、いわくつきは嫌ですよね。」

 彼はそういうと再びランチを口に運びました。

 私は今回の事件にただ、ただやりきれない思いでいっぱいでした……。

   

 

 皆さんはどう感じられたでしょうか? |д゚)

 息子さんの自殺の理由ー

 それは誰にも分りません。就職・結婚と決まった充実した毎日を送り、何不自由ない

生活。そこに何があったのかは知る由もありません。

 ただ、記事にも書いたように、他人は首吊り物件を買ったせいだと暗にいいます。

 もしその首吊り物件を買わなかったら、彼は死ななかったのか?

 それも誰にも分りません。

 でも、しかし、人の心としてどうしても偶然とはいえ、同じ首吊りの事実を無視する

事はできないでしょう。

 今回はとても後味の悪いお話でした。

 何はともあれ、人が駄目だと思うものは避けたほうが無難なのかもしれません。

 皆様も、

 見えない何か

 にはお気を付けください。(´・ω・`)

 

 次回、

  「アパートしくじり異生活」に戻りますね!! 

   お楽しみに!!

 

 ↓ 応援して押してくれる「あなた」に、感謝を。('◇')ゞ

  

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